vol.59「江戸の罰」について2024.06.29 21:45前回、エロだったので今回はグロと行きますか。わたくし育ちが良いので、本来お上品じゃない話は好きではなくってですわよ、なのですが、こうした闇が裏にあってこそ保たれた天下泰平なのですから、目を瞑ってばかりではいけませんわね、ってことで頑張りますわ。ねぇ美香さん(勝手に叶恭子さん)でも...
vol.58「延命院事件」について2024.06.24 20:58小林一茶の下世話な話ついでに、もうひとつ下ネタ系を扱っておきましょう。いつの時代でも、男は女を求め、女は男を求めるもので。この時代には「出会い茶屋」なるラブホテルみたいなものもあったわけですから、そうした男女の性事情も、別に悪いことでは基本ないのだけれど、享和年間に起きた「延命院...
vol.57「小林一茶」について2024.06.19 22:36小林一茶については、松尾芭蕉と同じく掘っても、どうせ句の解説ばっかで大して面白味がないだろな〜ってパスしかけてたんですがね。一応、念のためにちょっと調べてみたら、意外や意外。まったくもって予想だにしない案件がボロボロと出て参りまして。例えば、、⚫︎ 一茶は安い遊女を買いすぎて梅毒...
vol.56「江戸の園」について2024.06.14 20:20さて「癒」に続いて「園」であります。様々な芸能文化が発展した江戸時代。その中でも、目覚ましく発展したのが園芸です。将軍から一般庶民まで、今では想像できないぐらい人々は草花に高い関心を抱いていたようで、みんな競って、朝顔、菊、椿、蓮などの品種改良を行いました。そして次々に生まれる珍...
vol.55「江戸の癒」について2024.06.09 21:10生活の中で「癒し」は人に笑顔をもたらし、心を穏やかしてくれる。特に、愛くるしいペットの存在は、嫌なことも忘れさせてくれる効果がある。見たり触れたりするだけで、ストレスが消えてゆくのだから不思議なものだ。私も我が家の可愛いワンコをなでていると「あれ?このあと何かやらなきゃいけないこ...
vol.54「伊能忠敬」について2024.06.04 21:43映画『大河への道』 1821 年〈初の日本地図完成〉←1818 年〈伊能忠敬亡くなる〉んん?? 現代、千葉県香取市役所では、観光促進として地元を盛り上げるために、“大河ドラマ”の開発プロジェクトが立ち上がる。主人公は伊能忠敬!そう、あの初めて日本地図を作ったことで有名な、郷土の偉...
vol.53「江戸の祭」について2024.05.29 20:40われら日本人はイベントが大好きである。正月の初詣に始まり、バレンタインに、雛祭り。鯉のぼりの子供の日からの、母の日、父の日と来て、七夕、そして花火大会&夏祭り。そっから十五夜お月様に、敬老の日と、七五三。ほんでもってハロウィンとクリスマスに大盛り上がりしたあと、年末は紅白歌合戦と...
vol.52『南総里見八犬伝』を読むで2024.05.25 03:07タイトルが「読んで」じゃなく「読むで」になってることに気づいた貴方は、すごい。これは誤植ではなく「がんばって読むぞ〜」という現在進行形だから、あえてそうしてあるのである。だって、、長いんだもの。。なので、ひとまず学研の子供向けマンガ版(全1巻)で、おおよそのストーリーだけ先に把握...
vol.51「江戸の旅」について2024.05.19 20:49それにしても、江戸の識字率はすごい。寺子屋教育の賜物でしょうか。この頃の江戸には貸本屋が656軒もあったらしく、まさに出版ブームであり読書ブーム。こんなに読書に熱狂する国民ほかに居ないわけで。まあ、確かにある意味「これは規制かけないとヤバいほどの影響力だ(ゴクリ)」と、松平定信に...
vol.50「蔦屋重三郎」について2024.05.14 22:26すいません、私てっきり2025年のNHG大河ドラマの主人公「蔦屋重三郎(つたやじゅうさぶろう)」って「TSUTAYA(蔦屋書店)」の創始者なのかと思ってましたが、違うのですね。「〜親なし、金なし、画才なし。ないない尽くしの生まれから江戸のメディア王として時代の寵児になった快男児〜...
vol.49「江戸の住」について2024.05.09 21:11「住」とは、衣・食・住、の「住」のこと。つまりは「江戸の暮らし」について、である。だったらそう書きゃ良いのだが、これまで「江戸の食」とか「江戸の粋」「江戸の学」とかタイトル付けて来たので、なんとなく「江戸の〇」って一文字シリーズで揃えたくて。大雑把な性格なのに、そんな些細なことだ...
vol.48「相撲」について2024.05.04 22:11相撲って、日本の国技と言われる伝統文化ですけど、正直その歴史とか意味とか起源とか知りませんよね。剣道とか柔道なんかは高校の「武道」って科目で無理矢理やらされましたが、相撲ってものに触れる機会あんまなかったですよね。あったとしても町内会とかの「こども相撲大会」とかくらいで、当然そん...