vol.134「王政復古の大号令」について2025.07.19 20:15慶喜による急転直下の「大政奉還」によって、実はピンチになってたのは西郷どんの方。ニセの討幕の密勅までこしらえたのに、討つべき幕府がなくなってしまったのでは、討てるもんも討てない状況に。さすがクセもの慶喜ナイスな切り返し。慶喜vs西郷どんのバチバチ頭脳戦もいよいよクライマックス!
vol.133「油小路の変」について2025.07.14 20:10リョーマ暗殺の濡れ衣を着させられそうになってる近藤イサミン。当然ながら怒ります。「はぁ? うちらやってねーし! テキトーな捜査で決めつけてんじゃねーぞこら! ちゃんと証拠掴んでからおととい来やがれ馬鹿野郎! だいたい今うちら別の奴を殺そうとしてるとこだからそんな暇ないっちゅーの!...
vol.132「近江屋事件」について(後編)2025.07.09 20:15上司「、、ふぅ。で、ホシの目星は」はい。まず、現場に残されていた刀の鞘を調べたところ、新撰組隊士「原田左之助」の物であると御陵衛士から証言がとれました。また、刺客が「こなくそ」と伊予弁を話し、新撰組の原田左之助や大石鍬次郎らが伊予出身であることや、さらに、熱があったとはいえ、北辰...
vol.131「近江屋事件」について(前編)2025.07.04 20:10上司「こいつぁひでえな。で、情報は」はい、ご報告します。ガイ者の名前は「坂本龍馬」32歳。土佐藩出身の脱藩浪士で、ちょうど殺害された日(慶応3年11月15日)が誕生日だったようです。ガイ者は薩摩や長州の間を取り持ったり、土佐藩を通じて幕府に大政奉還を促したりと、あちらこちらを飛び...
vol.130「大政奉還」について2025.06.29 20:15ラスボス慶喜が思わぬ政治力を発揮し、四侯会議を軽く蹴散らした結果、薩摩藩は武力討幕を決意。そこへ戦争を回避したい土佐藩から折衷案的な「大政奉還」の建白書が幕府に届く。それを見た慶喜は、、?
vol.129「薩土密約・盟約」について2025.06.24 20:00この大政奉還らへんがホント何がどうなってたのか、よう分かりませんまま45年くらい生きております。薩摩が幕府を見限って長州と薩長同盟を結んだあたりはまあ分かるのだが、薩土密約と薩土盟約って何さ。密約と盟約は何か違うわけ? 一緒なわけ?てか「土佐ボス山内容堂」さんは幕府擁護派になった...
vol.128「ええじゃないか」について2025.06.19 20:25「ええじゃないか」について調べようとすると、まず富士急ハイランドが邪魔をしてくる。2006年7月に登場して以来、コースターの常識を覆すような変則的な動きでファンを増やし続けている絶叫マシン「ええじゃないか」は、乗車中に「座席が前後方向に回転する」「ループして大宙返り」「ひねりが入...
vol.127「四侯会議」について2025.06.14 20:10「しこうかいぎ」って響きがなかなかカッコいい。四天王みたいで。でも全然機能しなかったらしいじゃん。なんか前も「さんよかいぎ」とか言うのやったけどケンカ別れしてましたよね。懲りないねえw
vol.126「これまでの渋沢栄一」について2025.06.09 20:302021年の大河ドラマ『青天を衝け』の主人公・渋沢栄一。名前や功績は知られるものの、他の幕末志士と比べると地味な印象は否めない。しかし、渋沢こそ日本近代史において重要な人物であり、生涯を知ることでその流れを知ることができると言っても過言ではない。らしい。渋沢は農民に生まれ、尊王志...
vol.125「浮世絵の世界デビュー」について2025.06.04 20:20パリ万博にて、日本からヨーロッパに渡り、センセーショナルな受け入れられ方をした浮世絵版画は、ジャポニズムと呼ばれる日本趣味のブームを巻き起こしたのは周知の通り。しかし、なぜ浮世絵が西洋人の心をつかんだのだろうか。その理由の鍵となるポイントを確認しておこうぞ。
vol.124「パリ万国博覧会」について2025.05.29 20:051867年のパリ万国博覧会は、1867年4月1日から10月31日までフランスの首都パリで開催された国際博覧会である。42か国が参加し、会期中1500万人が来場したんですと。なお、ここで発表された水族館と電気にまつわる出展作品から、ジュール・ヴェルヌが『海底二万里』の着想を得たんだ...
vol.123「これまでの五代友厚」について2025.05.24 20:05「五代友厚(ごだいともあつ)は、幕末維新史におけるキーマンの一人であるが、あまり取り上げられることが多くなかった人物と言えよう。しかし、NHK連続テレビ小説『あさが来た』の中で、ディーン・フジオカが五代を演じたことで、一躍脚光を浴びる存在となった。また、大河ドラマ『青天を衝け』で...