vol.29『絵島疑獄』を読んで(後編)2024.01.29 21:09さてさて、前代未聞の大スキャンダル後編です。仕掛けられた地雷が炸裂し、1400人ぶっ飛びます。心臓の弱い方は要注意です。<味方に紛れていた天英院派の工作員>
vol.28『絵島疑獄』を読んで(前編)2024.01.24 21:41「文治政治編」に入ってからというもの、大きな戦は無くなったものの、代わりに人と人との対立や、駆け引きの物語が増え、どこを切っても濃いめのキャラが出てきてドラマチックで面白い。特に、次期将軍をめぐる権力闘争が、どんどん派手になってきて、いよいよそのメインステージが「大奥」へと舞台を...
vol.27「新見左近」=「家宣」について2024.01.20 00:38「新見左近(にいみ さこん)」なる人物。知ってる人は知っているが、実は、知らない人には全然知られてないんですよ。と、小泉進次郎風に何か言ってるようで何も言ってないスタイルで始めてしまいましたが、確かに聞いたことなかったですね。それもそのはず、6th家宣の若かりし頃の名前なんですっ...
vol.26「荻原重秀」vs「新井白石」について2024.01.14 21:45まるでマーベル映画「シビルウォー」の、アイアンマンvsキャプテンアメリカのようだ、つっても分かる人にしか分からないし、分かる人でもよく分からない例えから始めてしまって申し訳ない。とりあえず、この水と油の戦いついて調べるにあたり不公平にならぬよう、それぞれにまつわる本を読んでみた。
vol.25『経済で読み解く日本史』を読んで2024.01.09 21:31この本、すごい。目から鱗が100枚ほど噴出した。これまで習ってきた日本史のイメージが、打ち崩されると言うか、点と点が繋がってゆくと言うか、ようやく意味が理解できたと言うか。大人になったからこそ、経済の視点から歴史を見てみると、急に全部の歴史イベントの裏にある流れが腑に落ちてくると...
vol.24『怒る富士』を読んで2024.01.04 21:35(※この記事は2023年内に書いたもので、まさか新年早々に地震が起きるとは夢にも思わず、内容的にタイミング悪くて申し訳ございません。災害や事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします)新年あけましておめでとうございます。富士山の絵で正月感を装ってみたものの、怒ってるので縁起は良く...