vol.65「江戸の怪」について2024.07.29 20:30日本の夏と言えば、海に花火にスイカ割りから、浴衣で盆踊りや夏祭りまで、いろいろ連想するものはございますが、今回は「怪談話」にフォーカスしてみましょうか。そもそも「なんで怪談と言えば夏なのか?」を紐解けば、答えは単純。なぜならヒヤッとするからで。科学的根拠は知りませんし、たぶんそん...
vol.64「江戸歌舞伎」について2024.07.24 21:11以前「歌舞伎について」は一度書きましたが、あれは主に元禄文化の頃のお話。それからだいぶ時も流れて化政文化に入っておりますゆえ、改めて独自に進化を遂げた「江戸歌舞伎」について、まとめ直してみるといたしやしょう。参考文献は、我らがホーリーこと、堀口茉純先生の著書『歌舞伎はスゴイ』オン...
vol.63「江戸の食」について④2024.07.19 21:11さて、このところ物騒なテーマが続きましたので、箸休め的に平和な「食」の話をしましょうか、ってでも食だけに箸は休まりませんけどね(笑)とか、くだらないオジサンジョークをつい口走ってしまう私もいよいよそんなお年頃か。おおやだやだ、歳はとりたくないですね。けど、生きてる以上しかたないし...
vol.62「フェートン号事件」について2024.07.14 20:03これまで「知っているようで実はよく知らない案件」を多く扱ってきたが、この件に関しては「知らないようで本当に全くなんにもじぇんじぇん知らない案件」であるがゆえ、細かいことは抜きにして、自分なりに分かりやすくまとめてみました。
vol.61「江戸三大火事」について2024.07.09 20:321806年「文化の大火」またの名を「車町火事」あるいは「丙寅火事」と呼ばれる火事が起こる。江戸は火災が多い都市である。江戸時代270年余の間に大火だけでも49回、記録に残されている火事の合計は1800回弱に及ぶらしい。そのうち「明暦の大火」「明和の大火」「文化の大火」を江戸の三大...
vol.60「火附盗賊改」について2024.07.04 20:30「火附盗賊改(ひつけとうぞくあらため)」という役職をご存知でしょうか? もちろん私はアイドンノウであります。では「火盗(かとう)」と言う言葉を聞いたことは? これもノーアイハブンット(加藤ならあるけど)ですよね。したらば「鬼平犯科帳」って知ってます? と来たら、オーイエスイエス!...